2019年8月2日に公開されたドラゴンクエスト ユアストーリーを観に行ってきました。
ドラクエ5はドラクエシリーズで1番やりこんで思い入れが強かったので公開日まで楽しみにしていました。
原作のストーリーは知っているので、ゲーム中で感動したシーンなどが映画ではどういう風に表現されているのかやっぱり気になります。
あと幼少期からミルドラースまで上映時間100分ぐらいでどうまとめるのでしょうか。
この記事はドラゴンクエストユアストーリーのネタバレがあるので、観る予定がある人はこの先は観ないでください。
目次
ドラゴンクエストユアストーリーはどんな話?結婚相手は?勇者は誰?結末は?
ストーリーはドラクエ5、原作に忠実ではないです
主人公のリュカは父のパパスと魔物にさらわれたマーサを助けるために旅に出ています。
幼少期のストーリーがブツ切りで進んでいくので、上映5分後ぐらいにパパスがゲマに殺されます。早い(笑)
展開早すぎて、ドラゴンクエストユアストーリーを見る場合はドラクエ5の幼少期だけでもプレイしてから見る方がいいかなと思いました。
リュカは10年間奴隷として働かされ、プサンの協力もあって奴隷から脱出することに成功します。そしてパパスの日記を見つけ、マーサを救い出すには天空のつるぎと勇者を探し出せば、母マーサを救うことができるとのこと。パパスの付き人のサンチョと再会し、サラボナに天空の剣があるという情報を教えてもらい、サラボナに向かいます。そう、究極の結婚の選択を行うサラボナです。
気になる結婚相手は?
サラボナではブオーンという魔物に悩まされていました。ブオーンを倒した人は、サラボナで一番の金持ちルドマン家の娘フローラと結婚できるということで、ブオーンに挑む勇敢な戦士を集めていました。
主人公とフローラは幼少期の時に出会っており、久々の再会となり、見ているこっちが恥ずかしくなるぐらい良いムードに(笑)一人でブオーンに立ち向かうがボコボコにされます。
そして酒場で幼馴染のビアンカと再会して一緒にブオーンを倒します。ブオーンを倒したリュカははフローラに告白するのですが、フローラはリュカが本当に好きなのはビアンカということに気づきます。
リュカは夜中に謎のおばあちゃんと出会います。そのおばあちゃんから自分の本当の気持ちがわかる薬をもらって、飲むことでビアンカが本当に自分にとって大切な人だということに気づき、フローラとの結婚を断り、ビアンカと結婚します。
夜中に出会った謎のおばあちゃんは、実はへんげの杖で変身したフローラでした。
勇者の正体は?
ビアンカと結婚して息子のアルスが生まれますが、ゲマが現れ主人公とビアンカは石にされます。それから8年後にサンチョと息子のアルスで石化を解消する杖を探し出して、リュカとビアンカを復活させます。
アルスがモンスターと戦っていて、剣が折れたことに気づいたリュカは自分の剣を投げて渡すつもりが、間違って天空の剣(勇者でないと抜けない剣)を渡してしまいますが、アルスが抜きます。そう、息子のアルスが勇者だったのです。
原作では双子の女の子も生まれるのですが、映画ではいなかったので少し残念でした。
最後のオチがすごい。否定派が多いはず。
勇者である息子と一緒にゲマ撃破するが、腕と胴体だけの状態のゲマが魔界への扉を開けてしまいます。
息子が魔界の穴を封じ込めるために天空の剣を魔界の穴に入れた瞬間、ドラクエの世界が真っ白になって主人公以外のキャラクターが止まってしまいます。
ドラクエ5では見たことないキャラクターが出てきます。そいつはミルドラースを乗っ取ったコンピュータウィルス。
そして、
この世界はプログラムで出来てるんや。ゲームなんてくだらない。大人になれよ〜みたいなことを言って現実に引き戻そうとします。
そしてこの映画の主人公リュカはVR機器でドラクエの世界を体験している、青年だったというオチ。
幼少期時代がブツ切りになっていったのは現実世界で「幼少期スキップ」のオプション設定をしていたからです。他にもいつもビアンカを選んでるからフローラと結婚するように自己暗示をかけるように設定するシーンもありました。
最後は一緒に旅をしていたスラリンの正体がアンチコンピュータウィルスで、スラリンが作り出す剣でコンピュータウィルスを撃破してドラクエの世界が元に戻ってハッピーエンドで終わりになります。
理解が追いつかなくてポカーンとしていました。(笑)
ドラゴンクエストユアストーリーの感想評価
原作とは忠実ではありませんでしたが、ドラクエ5の物語がベースですし、やっぱり戦闘シーンになると気持ちが高ぶったり、ドラクエのボス戦のBGMが流れたらテンション上がったりと観てて楽しかったですね。
ただコンピュータウイルスが出てきて、ドラクエ5の完全映像化だと思っていただけにVRオチっていうことがわかって現実に戻された感じがして少し残念でした。
ユアストーリーとはそういうことだったんだなと。この作品の伝えたいこともなんとなくわかるような気がします。
子どもの頃時間を忘れるぐらい夢中になってゲームの主人公になりきった自分も、例えプログラムで作られた世界とはいえ、かけがえのない人生の一部であったということを伝えたいのかなとそんな感じがしました。
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